活動レポート
能登で感じた、「人を育てる」ということ。

木育を通して、地域と未来をつなぐ3日間
能登で感じた、「人を育てる」ということ。
2025年3月、私は能登半島地震の被災地である石川県珠洲市・輪島市・金沢市を訪れ、「木育」を通した支援活動に参加しました。
今回の活動では、国産材のおもちゃや積み木の寄贈だけでなく、保育士の先生方や地域で活動されている皆さんを対象に「木育スクール」を開催し、木と子どもたちとの関わりや、木育の考え方をお伝えしました。
支援は「物を届けること」だけでは終わらない
震災から時間が経っていても、被災地には今なお復旧途中の景色が広がっていました。
道路や建物の復旧は少しずつ進んでいましたが、その一方で、地域には言葉では表せない不安や葛藤が残っていることも感じました。
そんな中で私たちが大切にしたのは、
**「物を届けること」ではなく、「人が育つ仕組みを届けること」**です。
積み木や木のおもちゃを寄贈するだけではなく、
先生方がそれらを日々の保育で活かせるよう、一緒に考え、体験し、実践方法まで共有する時間をつくりました。
木育には、人の心を動かす力がある
スクールでは積み木を使ったワークも行いました。
作品づくりを通して、先生方が震災後の想いや日々の出来事を自然と話してくださる場面がありました。
木に触れ、手を動かし、言葉を交わす。
その時間は、子どもだけでなく、大人にとっても心を少し解放できる時間なのだと改めて感じました。
木育とは、木について学ぶだけではありません。
人と人をつなぎ、
心を育み、
地域を育てていく。
そんな力を持っていると私は信じています。
地域の木で、地域の未来を育てる
今回の訪問では、輪島市の木工所にも足を運び、「能登ヒバ」を使った積み木づくりについてもお話を伺いました。
地域で育った木を、
地域の職人が加工し、
地域の子どもたちが使う。
その循環が生まれることは、子どもたちの成長だけでなく、地域産業の復興にもつながります。
木育には、人を育てるだけでなく、地域そのものを育てる力もあると感じています。
AKIKO METHODにもつながる学び
私は普段から、
保育・教育・心理学・人材育成など、さまざまな分野で活動しています。
そのすべてに共通しているのは、
「人は安心できる環境の中でこそ、自ら育っていく」
という考え方です。
今回の能登での活動も、その想いを改めて深める大切な機会となりました。
AKIKO METHODでも、
知識を伝えるだけではなく、
一人ひとりが自分らしく成長できる環境づくりを大切にしています。
現場での実践を通して得た経験や学びを、これからも講座を通じて多くの方へお届けしていきたいと思います。
最後に
今回の活動は、多くの皆さまのご支援とご協力があって実現することができました。
現地で出会った皆さま、活動を支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも、人と人をつなぎ、地域を育て、未来へつながる活動を続けてまいります。